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社内報のご紹介
このページでは、社内報の一部をご紹介いたします。
社内報一覧
- 大盛況!出張交通安全講習「第011号(平成23年6月発行)」
- SDSグループ西日本地区主催受付業務コンテスト普通技能競技大会を終えて
- 安全運転教育用自転車シミュレータをトラックに搭載
- 千葉県交通安全対策推進委員会会長(千葉県知事)表彰を受賞「第008号(平成23年1月発行)」
- 秋の交通安全運動週間「第007号(平成22年10月発行)」
- 倉敷市職員に対する安全運転指導「第004号(平成22年4月発行)」
- 神戸どらどらフェスタ46「第003号(平成22年2月発行)」
- 岡山県・兵庫県の公認校では初の試み「第002号(平成22年1月発行)」
- 社会貢献活動「第001号(平成21年11月1日発行)」
- 社内報発行にあたって
大盛況!出張交通安全講習「第011号(平成23年6月発行)」
「地域とのつながりを大切に (備前自動車岡山教習所 河原勇)」
備前自動車岡山教習所では、地域の高等学校などに出張して交通安全講習を実施しています。
この取り組みは、一昨年前から地域の高校に対して案内をし始めました。
自動車教習所は初心運転者教育が生業ですが、その根幹である安全教育は、免許取得時だけに行えば達成できるものではないと思います。それは幼少期から児童、青年、成人、シニアとそれぞれの年代と立場に応じて継続的に行われることが理想でしょう。
ところが、 実際はどうでしょう。
私たち自動車教習所は免許取得者に対しての安全教育はしっかり行っているとして、その前段階の高校生に対して、どうでしょう。
安全教育の点で自動車教習所と地域の高校との連携は決して十分とは言えないのが現状ではないでしょうか。
それどころか、高校側では「三ない運動(乗らない、買わない、免許を取らない)」の旗を掲げ、教習所から提案を持ちかけても門前払い、といったところが多いのではないでしょうか。
安全教育の〔ミゾ〕とでも表現したくなる現状があります。
この安全教育のミゾを埋める手段のひとつ、それが出張安 全講習になればと思っています。
①携帯電話使用による注意力低下について
②ヘッドホン使用による注意力低下について
③盲点の影響による見落としについて
④自動車の視覚特性について
⑤電気自動車の走行音について
⑥内輪差による巻き込み事故について
⑦子供と自転車との衝突事故再現
⑧人・自転車と自動車との衝突事故再現
が主たるもので、他に
⑨自転車シミュレーター
⑩シートベルトコンビンサー
⑪ロールオーバー(勝英自学より機材借り受け)
⑫応急救護措置
この取り組みによって、当所に対する学校側の態度に大きな変化がありました。
一昨年前初めて話しを持ちかけた頃は、話しを聞いてもらうためのアポすら取れず、話しを聞いていただくだけでも大変でした。
そういう状況の中で、この取り組みに興味を持ってくださる先生を見つけ、話し合いを重ねてやっと、平成22年3月に初めての出張安全講習実施へとこぎつけました。
そしてこの講習が県教育委員会での会議でも話題となり、今では話しを持ちかけていない学校からも問い合わせや依頼をいただけるようになっています。
学校側が自動車教習所を見る目、少なくとも『ビオカ』を見る目は、以前と比べると間違いなく改善されていると感じています。
また、この取り組みによって、一番大切な将来のお客様に対して「安全意識」と共に『ビオカ』を強く印象付けることが出来ていると確信しています。
CSR(企業の社会的責任)という観点からも、地域社会から当所に対しての理解と好感を得ることができていると感じています。
みなさんの教習所でもいろいろな取り組みがなされていることと思います。
このような姿勢は、震災被災者への支援に留まることなく、社会全体に対しても発揮されてほしいと思います。
私たちは自動車教習所です。
交通安全が売り物です。
この売り物を商売道具だけで終らさず、地域社会のためにもっともっと活用しませんか。
そうすることで、安全な地域社会と同時に私たちの存在意義まで高まるように、私は思います。
SDSグループ西日本地区主催受付業務コンテスト普通技能競技大会を終えて
「第一回SDS西日本受付業務コンテスト・普通技能競技大会」
この競技大会は、西日本地区にある近畿及び中国地方一府三県十一の自動車学校所に勤務する受付(窓口)業務を担当する職員と、教習指導員の中からそれぞれ一名を選抜し、各部門に分かれて日ごろの腕前を競う大会です。
第一回SDS西日本受付業務コンテスト・普通技能競技大会」を、グループ西日本地区で開催いたしました。この大会を企画・運営いただいた石居本部長と、各競技の上位入賞者2名の方より、手記・発表原稿をお寄せいただきました。入賞のコツや心構えなどを、皆様の普段の業務の参考にしていただければと思い、記事にいたしました。
暦の上では二十四節気の一つに当たる「大雪」を迎えた十二月七日(火曜日)、雪こそ降らなかったものの冷たい海風の中、SDSグループ西日本地区主催の受付業務コンテスト・普通技能競技大会が、ここ備前市浦伊部に設けられた備前大型自動車教習所の施設及びコースを使用し開催した。
この競技大会は、西日本地区にある近畿及び中国地方一府三県十一の自動車学校・所に勤務する受付(窓口)業務を担当する職員と教習指導員の中からそれぞれ一名を選抜し、各部門に分かれて日ごろの腕前を競う大会で、今回グループの西日本地区としては初めての試みであった。
施設の中で行われた受付業務コンテストの部では、「窓口におけるお客様への対応について」と題して、日ごろの業務から学び、経験した様々な事柄等を基に、お客様に喜びと満足を与える応対はどうあるべきか、出場者一人ひとりの意見を発表してもらった。
発表された意見の内容は、
- 窓口(受付)業務は、自動車学校・所の顔である。受付の善し悪しがその学校・教習所の評価となる。
- お客様に対しては、笑顔で明るく、言葉は丁寧にメリハリをつけて、分かりやすく応対する。
- 初めて見える教習生の多くは、不安と緊張の中にあるため、受付では親身になって不安を取り除くように努める。
- 教習生の悲しみや喜びは我がこととして受け止め、時に励ましまた喜びを共有する。
等々、受付(窓口)に於ける担当者としての心意気が十分に感じ取れる内容のものであった。また、普通技能競技では、指定されたコースを走行しながら、コース内に設けられた幾つかの課題に挑戦し、上手くこれらをクリアーしたか否かを採点し、更にタイムを競う走法として「S字コースの逆走」「蛸つぼからの脱出」に挑戦してもらった。出場された指導員の皆さんは、日ごろ車を扱っておられるだけに甲乙付け難く、審査員泣かせの競技となった。ただ、タイム競技では設置されたパイロンに接触することなく、如何に素早く脱出するかが勝負となるところ、日ごろ「安全」を教えている指導員の知識と技術が災いして、脱出に時間を要した者もいた。この競技大会を通じて今は「開催して良かった」との印象を強くしております。そして、更にこれで終わりではなく、最初の一歩に過ぎず引き続き競技会を開催してこそ、今回の競技会の価値があると認識を新たにしているところです。今回の競技会開催に当たっては、各校・所の管理者をはじめGMの皆さん、SDSウエストグループのSGMには力強いご支援と絶大なるご協力をいただき感謝申し上げます。出場された職員及び指導員の皆さん大変ご苦労さまでした。SDSグループ西日本地区内の各校・所の今後益々の発展をお祈りいたします。
技能1位 「備前自動車備前教習所 中﨑良」
この大会には、西日本地区の11校の教習所から受付・技能各1名が集まり、総勢22名で行われました。
運転技能競技の内容は、午前中は車両感覚、午後からタイム測定競技がありました。
車両感覚においては、速度感覚・停止位置(線)・側方感覚(1.5m)・坂道(逆行大・逆行中)・後方感覚(50㎝)・駐停車方法・停止位置(前・後)の指定された数値にいかに近づけ、その誤差がどのくらいあるかを競うものでした。
車両感覚は普段、教習や検定で車両感覚にそれほど誤差は無いと思っていたのですが、かなりの誤差が生じ、中でも逆行が一番難しく感じ私の感覚もかなりの差がありました。
タイム競技では、S字バック走行・たこつぼコースの競技がありました。パイロン接触は失格ということで、慎重に行い無事に走行できました。たこつぼコースは中央研修所や法定講習等で何回かの経験があったので少しは自信がありました。
他校所の指導員も悪戦苦闘しながら皆色々な方法で脱出していました。
見学をしていた私を含め、このような方法でも切り返しをして出られるのだなと良い勉強にもなりました。
競技終了後の結果発表で第一位という賞をいただきました。戴けた要因として地元の有利さがあったからかもしれません。
この大会を通じて、体験したことを教習所の指導員に伝えると共に、技能は勿論知識においても常にマンネリ化を防ぎ日々の研鑽努力の必要性を痛感しました。
今後、私自身の教習所指導員業務に役立てていきたいと思います。
最後にこの大会を開催していただきました役員の方々及び各関係各位にお礼を申し上げます。
技能2位 「備前自動車岡山教習所 高原陽一郎」
「高原、推薦しといたから。」「えっ? なんの話ですか? 」この会話で大会出場がほぼ決定したようでした。
当初の感想は全てが謎! まずなぜ選ばれたか理由を聞いたところ、指導員歴が浅い新人の参加を考えていたそうで、今回の技能競技大会には指導員歴2年6 カ月の私に白羽の矢が立ったようです。選ばれたからにはそれなりの結果を出すべく、自主トレーニングをするため、どのようなことをするのか競技内容を確認したところ、法規走行とタイム競技を採点するとのこと。
・・・この時点でもまだ半分謎で、今回が技能競技大会第一回目ということもありどのようなことをするのか上層部も情報が少ない状況でのスタートでした。
練習はとりあえず、法規走行に関しては教習で毎時間走っているので、タイム競技に重点をおいて練習することにし、内容はS字コースの後退とクランクコースの後退、それからブルッカをいずれも早いタイムを出せるように練習することにしました。
ちなみにブルッカとは別名「たこつぼ」とよばれるもので、ロードコーンなどで壺のような形の枠の中を前進で進入し、切り返しをして前進で枠の外に出るというものをそれぞれ自己流で、朝少し早めに出勤して教習が始まる前に一人で練習することにしたのですが、やはり自己流には限界があり、S 字とクランクの後退ではそれなりに早く通過できてもブルッカに関しては壺から出ることすらできない、そんな状況で悩んでおりましたところ、指導員仲間が励ましやアドバイスをしてくれたり、諸先輩が車両特性についてのコツや、わざわざ忙しい中時間を割いて実際に運転を見せて技術を教えていただいたお陰で、なんとかわたくしでもクリアできるようになりました。そのときに感じたのは一人で考える知恵はわずかで、技術やモチベーションも自分だけで向上するということは難しいということ、今回の技能大会では二位という好成績が残せたのですがその成績も私だけの努力ではあり得ないものだったと思います。これを教習に置き換えて考えると、生徒は車に関して未知の世界であり全てが謎。それを私たちがそのサポートをする。今回の技能大会の気持ちを今度は教習生に感じてもらえるように教習に努力していこうと思いました。
受付1位 倉敷マスカット自動車学校 大西知佳
私がマスカット自動車学校の受付職員になって、ちょうど一年が経とうとしています。
まだまだ未熟な私ですが、今回このような機会を頂けたので、普段、窓口でお客様と接する際に心掛けていること、私が考えるお客様サービスというものについて、お話し出来たらと思います。
まず、私が常に心掛けていることは、すごく基本的なことではありますが、笑顔で明るくお客様に接するということです。
お客様は、「ちょっと値段や教習時間を知りたい」と言って立ち寄られる方から、教習料金など全てを持って「入校したい」と言って来校される方まで様々ですが、とにかく最初に接するのが受付職員になります。
その最初の応対で、お客様に好印象を抱いてもらい、入校に繋げることができるか、また、気持ちよく入校手続きをしてもらえるかが決まってくると思います。また、
お客様は何も分からない状態、いわば不安な状態で来られます。その不安を解消してさしあげる為にも、分かりやすい説明はもちろんのこと、それにプラスして笑顔や明るい雰囲気が重要になってくるのではないでしょうか。
また、「受付は会社・学校の顔」と言われるように、一人の受付職員の応対がそのまま学校の、更にはSDSグループ全体の印象をも左右する立場にあることも、常に意識しておかなければならないと考えています。
お客様が安心して入校し、満足して卒業されるよう、常に笑顔で窓口業務にあたりたいものです。また、これは窓口業務に限ったことではありませんが、私は日頃から、人と人との繋がりを大切にして、信頼関係を築きたいと考えています。
これを窓口業務に置き換えると、お客様、あるいは教習生と受付職員という関係だけで接するのではなく、一人の人と人として接することも忘れないようにしたいということです。これはほんの一例ですが、ある日、私が公休明けで学校に行くと、一人の生徒さんが私に「昨日卒業した人たちが、お姉さんによろしく伝えといてって言って帰って行ったよ」と教えてくれたことがあります。
その頃は合宿生が多く、忙しい時期で、精神的に疲れも溜まっていた為、その何気ない一言がすごく嬉しかったのを覚えています。機械的に業務をこなすだけでなく、生徒さんとの日々のちょっとした会話を大切にすることで、身近に感じてもらえたのではないかと思います。
些細なことかもしれませんが、こうしたコミュニケーションの積み重ねによって、お互いに信頼関係を築けるのではないでしょうか。これが更に発展すると、同じ方にまた別の車種で入校していただけたり、知り合いの方を紹介していただけたり、ということにも繋がると、私は考えています。
また、一方で、生徒さんとのトラブルも何度か経験しました。入校時に誓約書等に署名・捺印をしてもらいますが、以前は、そうした書類は生徒さんに各自で読んでもらうという形式をとっていました。そうすると、適当に読み流し、内容を十分に理解しないままに入校してしまう生徒さんが出てしまいます。そういった生徒さんが、教習に遅刻し、キャンセル料が発生した際、「そんなことは聞いていない。キャンセル料は払わない」と言われたことがありました。
確かに、いくら書類に記載があるとはいえ、教習料金の内訳や、別途かかってくるキャンセル料・補習料などをきちんと説明し、納得していただく機会を設けないのは不親切だと気付きました。これ以降、入校時に応対した職員が誓約書の読み合わせを行い、更にそのことを証明する為に、職員押印欄を設けた誓約書に変更しました。これにより、形式的な文面に加えて、より詳細な説明や、生徒さんからの質問に対する受け答えもできるようになりました。ただ、生徒さんによっては、説明を聞くことを面倒がる方もいれば、何度も内容を確認される方もいます。
同じ誓約書を説明するにしても、その方に合った言葉の言い回し、速さ、強調する点などがあるはずです。文書化、マニュアル化によって、全てのお客様に同様に把握しておいてもらうべきことと、お客様に合わせて臨機応変に省略、補足すればよいこととがあります。
両者をきちんと見極めて、相手の立場に立ち、より簡潔に分かりやすく説明することが重要になってくるのではないでしょうか。また、こうした入校時の説明の如何により、卒業まで円滑な関係を築くことができるか、逆にトラブルやクレームを招いてしまうか、その後が大きく左右されるのだということに改めて気付き、受付職員としての責任の重さを痛感しました。
最後に、私が目指す受付職員とは、お客様に信頼され、満足される職員であることです。その信頼や、本当の意味でのお客様満足というのは、決して簡単に得られるものではありません。日々、どれだけお客様の立場に立って誠意ある応対ができるか、お客様との何気ないやり取りを大切にできるか、そういったことの積み重ねが重要なのだと思います。現在、お客様がマスカットへ入校される理由は、「教習料金が安いから」というものが大半を占めているようです。私は、そこに「職員の応対がいいから」、「評判がいいから」などという理由も含まれるような学校づくりをしていきたいと考えています。
そして、その為に受付職員の果たす役割は大変大きいのではないでしょうか。
受付2位 岡山ももたろう自動車学校 大森紗苗
平成21年3月に入社し、現在「窓口事務」を担当しております。入社して1年9ヶ月でまだまだ新米ではありますが、これまでの窓口での仕事ぶりを振り返ってみた時、自分なりには。
○ 一生懸命勉強し、精一杯働いてきたという満足感○ まだまだ勉強しなければ一人前にはなれないという反省の気持ちが入り混じっているところであります。今回、このような競技会が開催されることとなり、改めて「窓口事務のあり方」について自分なりに受け止め、冷静に考えてみたところ、「窓口業務はこうあるべきではないかな」との自分なりの答えを探し出すことができましたので、そのことを今後の窓口業務に生かし、尚一層お客様に対する「真のサービス提供」に努めて参りたいと心を新たにしているところであります。内容そのものは、新しいものではありません。これまでやってきていたものを再確認し、自分に対する意識付けとして考えたものです。1つには、「窓口事務のプロ」になるということです。達が毎日携わっている窓口業務は、
○ 入校・講習の受付それに伴う原簿等の作成○ 検定・修検事務それに伴う卒業証明書等の作成
○ 電話対応
○ 経理事務
○ 福利・厚生事務等仕事の内容は広範囲に渡っております。これらの全ての事務をお客様に納得され、理解され、そして喜ばれるよう迅速・的確に対応することが私達に与えられた重要な任務であると理解しております。そして、それら全てマスター出来たとき、はじめて「窓口のプロ」として生徒さんから認められるものと確信しております。
そのためには、何をどのように考え、対応していけばよいのか。ということですが、最低限行わなければならない基本的事項として、
○ 窓口事務は、「学校の顔」であることを肝に銘じて対応する
○ 免許事務全てについての知識を有すべく勉学に努める
○ 生徒さんからの相談には、相手の立場に立って親身に対応する
○ 挨拶は、自ら心を込めて笑顔で行う
○ 服装と身だしなみには十分配意する等に特に注意することが大切であると思っております。2つには、「明るく、風通しの良い職場づくり」ということです。これは古くて新しい問題で、どこの職場でも言われ続けてきていることですが、やはり、職場の雰囲気が暗く、お通夜のようでは生徒さんはもちろん、職員自体「元気」・「やる気」も出ず、良い仕事は到底望むことはできません。職員と生徒さん、また、生徒さん同士によるコミュニケーションを図ることにより、職場が明るく、活気あるものとなり、そのことが学校のイメージアップにも繋がっていくものと思っています。そして、その役目を果たすのが私達窓口職員の大きな任務であり、その糸口となるのが、「積極的な声がけ」であると信じ、日々努力をしているところであります。また、職場内のパイプが詰まってしまうと教習のみならず、あらゆる業務に支障を来し、やがては「不適切事案」へと発展していきます。そのようなことにならないためには、特に、職員同士の「良い人間関係」を築いていくとともに、良い情報、悪い情報、困りごと等については、一刻も早い「報告・連絡・相談」の徹底をより一層図っていくことが大切ではないかなと思っているところであります。次に、毎日の窓口業務の中で、私が特に気をつけていること3点について申し上げます。1点は、お客様に対するすばやい対応です。私どもの学校で免許を取られる方、特にはじめて免許を取られる方は
○ 自分でも免許が取れるのだろうか
○ いつ入校でき、いつから教習が行えるのだろうか
○ 教習時間は何時間で、何日かかるのだろうか
○ 教習料金は高いのだろうか等など、不安を抱きながら、忙しい中、時間を割いて窓口に来られているわけで、それに対して、素早く、的確に対応することがお客様に対する最大のサービスと考えておりまして、まず、○ お客様に対する素早い声かけ○ 心のこもった挨拶○ 相手の目線に合わせ、分かりやすい説明等に心がけております。2点目は、電話による応対です。電話による応対は、学校のイメージアップの大きな鍵を握っていると思っております。どんなによい教習を行っても、電話での対応が不適切であった場合、「感じの悪い学校である」と学校全体のイメージとして受け止められることとなります。したがって、電話応対で特に気をつけているところは、常に相手の立場に立ち、心のこもった対応が大切であると考え、分かりやすい内容はもとより、声の高さ、速さ等にも配慮し、よいイメージを持っていただけるように努めております。幸い、私どもは、昨年の免許課の定期検査において「当校の窓口おうたいは特に良好」との好評を得ておりまして、今後ともより一層「親切」「丁寧」な電話対応に努めていきたいと心を新たにしているところであります。3点目は、教習等を終えられたお客様に対する「ねぎらい」の言葉です。教習生にとって何よりもうれしいことは、指導員からの励ましの言葉もさることながら、私達窓口職員からの「ねぎらい」の一言により気持ちよく帰っていただくことが大切であると考えておりまして、教習終了時には、必ず、
○ 「お疲れ様でした。お忘れ物のないように気をつけてお帰り下さい。」と感謝の気持ちを込めてお礼を言っております。また、検定等で合格、不合格となった教習生には、○ 「おめでとうございます。事故には十分気をつけてください」○ 「この次は是非頑張ってくださいね。」等の一言を申し上げるようにしております。最後に、現在窓口業務の問題点について申し上げます。私達が勤務している窓口のカウンターは幅が狭く、また、高さが低いため、入校・予約等で来られたお客様が、少し顔を覗けると原簿等を記載している内容が見える状態にあります。個人情報保護の観点からも、教習・入校等で来られたお客様からカウンター内側の事務の状況が見えてしまわないよう、個人情報を記載する時には、後ろの机で記入するようにしております。今後ともお客様から「感謝」と「信頼」される窓口業務を誠心誠意行って参りたいと思っておりますのでよろしくおねがいします。
安全運転教育用自転車シミュレータをトラックに搭載
「自転車シミュレータ」
自転車ですから特に子供とシニアを対象とした、自転車の交通ルールとマナーを安全に伝え、さらに危険予測力を高めることを目的とした教育機器です。
SDSグループ各校より、地域の交通安全センターとしての一端を担い、交通安全推進活動に役立てて下さい。
今回、全国に先駆けて導入された「自転車シミュレータ」についてご紹介します。教習所ではおなじみの二輪シミュレータで実績のあるHONDA製で、まさしく二輪シミュレータの自転車バージョンと言えるでしょう。
自転車ですから特に子供とシニアを対象とした、自転車の交通ルールとマナーを安全に伝え、さらに危険予測力を高めることを目的とした教育機器です。
ハード面の特徴としては、モニターの両サイドを見ると(見ると言うより覗き込む感じ)交差点などの合流ポイントにおいて重要な左右確認ができます。また、右後方にもモニターが有り後方確認の重要性と習慣化に役立ちそうです。
ソフトの内容については、各年代に合わせたやさしいコースから難しいコース数種類が選択でき、混合交通の走行における法規やマナーを理解すると共に走行中に出題される自転車クイズを通じて交通ルールや標識を楽しく学べることができます。
活用方法としては、自転車に乗る幅広い年齢層を対象にした安全講習や研修が可能です。何だか、HONDAシミュレータの営業のような紹介になりましたが、このシミュレータを2tトラックに搭載しました。
12の月はじめに、岡山市内の幼稚園児が実際に画いた交通安全の原画を拡大してボディー両サイドに貼り付けました。シートベルトコンビンサ搭載トラックほど大型サイズではないので、いろんな場所で活用できると思います。
SDSグループ各校より、地域の交通安全センターとしての一端を担い、交通安全推進活動に役立てて下さい。
千葉県交通安全対策推進委員会会長(千葉県知事)表彰を受賞「第008号(平成23年1月発行)」
「上総自動車教習所」
上総自動車教習所はこの度第49回千葉県交通安全県民大会において森田健作知事から表彰を受けました。
これは着実に実績を積み上げたことにより千葉県警察本部免許課長から千葉県交通安全対策推進委員会に表彰を上申された結果であります。
表彰式にはお忙しい中吉村充司社長にご出席いただき無事終了致しました。表彰理由と致しましては、
①君津市や君津警察署と連携した「地域交通安全運動」やロールオーバーシミュレーターを活用したイベントの実施。新入学児童に対する「交通安全用学童傘」の贈呈を継続して実施していることや、「地域振興まごころ券」の発行を通じて地域の発展に貢献していること。
② 入校生増加・平成21年には卒業人員2879人で平成13年対比5.7倍の初心運転者を養成したこと。
③千葉県交通遺児援護基金・平成4年~平成21年までに、1918280円を千葉県指定自動車教習所協会を経由し、千葉県社会福祉協議会に交通遺児援護募金として寄付を行なったこと。④高齢者や高校生に対する交通安全教室の開催・高齢者に対する「シルバー交通安全教室」や高校生に対する「原付安全運転講習会」を積極的に開催していること。
これまでの本社及び販社の皆様の絶大なる御支援に深く感謝申し上げますと共に今後も期待を裏切らないよう職員一同一丸となって前進して参ります。
また同表彰式では分目副管理者が優良運転者として五十嵐千葉県警察本部長から表彰されました。
秋の交通安全運動週間「第007号(平成22年10月発行)」
「秋の交通安全運動週間」
平成22年9月21日(火)~30日(木)、秋の交通安全運動週間にあわせSDSグループ各校所でも様々なイベントが開催されました。
ちゅうじしろうでは、イベントを行った校所の内、2校ををピックアップして紹介いたします。
今回のこのイベントを実施するにあたり、「飲んだら乗るな!乗るなら飲むな!」と平素から教習生に教えている教習所で実際にアルコール(お酒)を飲んで教習車を運転させることに正直言って抵抗がありました。
過去にこのようなイベントを実施した教習所があるという話も聞いたことがありません。ましてや教習所で「お酒を飲む」ということはタブーであり、もし、このイベント中に事故でも起こしたら、「飲酒運転をしないように教えている教習所で飲酒運転による事故発生!」などとマスコミにとっては、又とない材料として書き騒がれ、約10年の年月を掛けて所沢中央自動車教習所のイメージUPに務めてきただけに躊躇致しました。
しかし、このイベントを実施する前に東京本部、運転免許課、教習所協会等に相談をしたところ、このようなイベントを実施した教習所は過去に例がないので、全面的にバックアップをするので是非とも成功させて欲しい旨の返事を頂きましたし、所沢中央自動車教習所に対して更なるイメージUPに繋がると考えました。
過去、数回に亘り小学生から高齢者までの幅広い年齢層を対象としたイベントを考案し、実施してきましたが、常日頃、学科教習を通じて教習生に「飲酒運転は恐ろしい!」と教えてはいるものの、当然ながら所沢中央自動車教習所の職員においても飲酒運転経験者がいるはずもなく、実体験を語ることはできません。
今回のイベント内容は、我々指導員にとっても参加者にとっても画期的な内容であることは間違いありませんし、このイベントに取り組むことで所沢中央自動車教習所の地域の交通安全教育センターとしての取り組みがアピールできのではないかと思いました。このような経緯があって、全国交通安全運動期間に合わせて所沢警察署との共催による恒例の交通安全イベントを実施することになりました。
さて、イベントの内容ですが、各事業所から2名(飲酒運転者、ハンドルキーパー)を募集し、26名の参加となりました。最初に飲酒していない状態で、静止視力、動体視力、単純反応検査と教習所コースで実車走行を実施し、飲酒後にも同様の計測と教習所コースを運転して各種データの計測をしました。やはり結果は予想通りでした。
判断力や反射神経の低下を指導員もイベント参加者も身をもって体験したと思います。視力の低下、運転能力の低下、気分の高揚からの速度超過…。飲酒前には難なくクリアできたS字コースやクランクコースの走行も、酒に酔った状態ではうまくいかず、何度もハンドルを切り返すなど苦労していた参加者もいました。
飲酒量は、ちゃんぽんを禁止とし、ビール、日本酒、チューハイ、ワインから選択してもらい、制限時間60分の中で、おつまみをつまみながら飲んで頂きました。飲酒検知結果0.5 m g … 日本酒5 合(女性)。運転もままならず、最後に感想を述べていただいたのですが…話の内容はよく判りませんでした。飲酒運転は「自分なら大丈夫」という過信から始まることが多く、その認識を改めてもらうためにも、参加者には特別なイベントになったのではないでしょうか。その反面、運転機能が下がっているにも関わらず「自分は上手に運転できている」と感じた人もいたそうですから、これほど恐ろしいことはありませんでした。
朝日新聞・毎日新聞の記者も自らが体験し、今回のイベントを大きく新聞記事に取り上げて頂き、所沢中央自動車教習所の教習所名を広める広告宣伝に繋がったと感じております。今後も地域の交通安全教育センターとしての役割を果たすことで安全意識の普及と所沢中央自動車教習所の存在を地域の皆様にアピールしたいと職員一丸となって頑張っていきたいと思います。
神戸ドライヴィングスクールでは、交通安全運動の一環として、交通安全期間中に高齢者の方々と園児を招いて交通安全教室を開催しています。今回は、九月二七日に「三世代の交通安全教室」として、神戸北警察署交通課、安全協会婦人部、交通安全指導員、神戸市北区ひよどり台老人クラブ、すずらんキッズ保育園の方々のご協力により実施致しました。
まず、神戸北署交通課長より交通安全講和として、交通事故の現状の解説があり、その後、保育園児は「幼児交通安全教室」、老人クラブの方は、「高齢者の安全運転検定」に分かれ、それぞれ実施となりました。
高齢者の方は、修了検定のようにコースを走行し、検定員が採点し、後に講評します。緊張し、思い通りに運転できなかった方や、自身の運転検査が終了し、「ほっ」と安心される方など、様々ですが、検定員の講評を聞き、みなさんそれぞれ満足されていました。
最後に、神戸北警察交通課、安全協会婦人部、の方が、安全確認の方法を説明し、元気いっぱいの園児と老人クラブの方が手を繋いで教習コース内の交差点、横断歩道を使用し、歩行訓練をしました。
毎回、元気な園児に励まされ、参加者全員が笑顔になって安全教室は終了します。今後も、地域の交通安全センター、地元「神戸」に愛される神戸ドライヴィングスクールとして全社員で日々努力しています。
倉敷市職員に対する安全運転指導「第004号(平成22年4月発行)」
「講話内容」
倉敷市役所大会議室で二十二年度の倉敷市新入職員百二十名に対して安全運転指導の一貫として約五十分の講話をいたしました。
今回は、新入職員研修の一部として安全運転について講習を実施したこともあり、全員がメモを取りながら、一生懸命に聞いてくれて、大変話し甲斐もありました。
一、自己紹介
二、私的事故防止対策
- 人災である交通事故
- 人と人の付き合いの場である道路
- アイコンタクト
- 危険の予測
- ビデオ
(危険予測の方法)
三、まとめ
今回は、新入職員研修の一部として安全運転について講習を実施したこともあり、全員がメモを取りながら、一生懸命に聞いてくれて、大変話し甲斐もありました。前年度までは、倉敷警察署に安全講習を依頼していたとの話しをお聞きしていたので、今年度最初の講習ということもあり、自動車学校の良い特徴を出す事を考えて話しを進めました。
講話後、倉敷市人事課職員研修所の方から「説得力があり、大変良かった。さすが自動車学校の先生ですね。」という講評をいただきました。来年度以後も「安全講習はマスカット」と市役所から指定してもらえるように、今年度残りの講習も、全員で高評価を頂けるように頑張りたいと思います。
神戸どらどらフェスタ46「第003号(平成22年2月発行)」
「地域貢献」
地域貢献の一環として、地域住民の方と地元幼稚園児を招待して、神戸北警察の方による安全講話や腹話術のお話と兵庫県警音楽隊の皆さまによる演奏会が特設会場にて行われました。
入校促進
この日までは天気が危ぶまれ、朝は雲行きが怪しかったのですが、昼ごろには暑いぐらいの快晴になっていき、神がかり的なパワーを感じました。なんとこの日のイベントだけで63人の入校申し込みがありました。もちろん、このイベントで入校申し込みをすると特典があるということで、わざわざこの日に申し込みをしたという方も多く見られましたが・・。
このイベントをチラシ・公式ホームページ・ブログで告知した効果もあって、ある程度の来客者数もあり、各種催しは盛況のうちに終えることができました。ありがたいことに、このイベントが始まると同時に続々と入校の申込みがありました。
その波は昼になっても途切れることがなく、対応に追われた営業スタッフは昼食をとることができない状態で、嬉しい悲鳴をあげていました。近隣の姉妹校・神戸西インターの清水GM(現ウエストSGM)以下、営業部隊の精鋭たちに力を貸してもらい、無事に乗り切れた感があります。
地域貢献
まずは神戸北警察署長の地域における交通事故の実態の講話があり、つづいて婦警さんによるかわいいお人形さんを使った腹話術が幼稚園児に向けて行われました。人形の話すこと一つ一つに夢中になって、話に聞き入っている園児の姿が印象的でした。 音楽隊のみなさんには、昔の名曲から流行のポップソングまで、たっぷりと30分演奏していただき、観衆は熱心に耳を傾けていました。
また、最新のパトカーや白バイが展示され、指導員も含め、お客さんが大喜びで記念撮影を行っていました。
ディーラ販促
「こういう風な教習所でイベントをやることが今まではなかったのですが、今日は来場者の方も多くて良かったです。 われわれのバイクはあまりなじみのない人が多いのですが、今日は指導員の方も含め、みなさんに乗ってもらって、少しはなじんでいただけたのではないでしょうか。『こういう機会を待っていた』というお客様の声もあって、満足しています」このイベントをブログで生中継風にアップしてみるという試みをしたのですが、「ブログを見て、来たよ~」という方がいて、嬉しかったです。また、職員一人一人の努力と連携があっての今回のイベント成功に結び付いたのは当然です。次回は、6月に開催予定です。今回のイベントは、ほとんどお金をかけずに開催されたのにもかかわらず、これだけの申し込みを得ることのできたので、対費用効果が高いものといえるでしょう。
反面、今回のフェスタでは、入校者は多かったのですが来客数がもう少し欲しかったという声もあったのが正直なところなので、次回はもっと集客を図るべくフリーマーケットや模擬店などを行いたいと考え、企画を練っているところです。 今回のフィードバックをもとに、さらに強化し、今後もますますパワーアップした「神戸どらどらフェスタ」にしていきたいです。
岡山県・兵庫県の公認校では初の試み「第002号(平成22年1月発行)」
「消費者の環境問題への意識が高まる中、備前自動車岡山教習所・神戸ドライヴィングスクール・神戸西インター自動車学校はトヨタのハイブリット車・プリウスを教習車として採用。」
政府提言でも、温室効果ガス25%の削減目標が掲げられ、企業の環境対策が叫ばれる中、SDSグループでは、トヨタのハイブリット車プリウスを教習車として採用しました。
新型プリウスの教習車への採用は、岡山県・兵庫県の公認自動車学校では初となります。
燃費はカタログ値で、35.5㌔/Lと、現行車に比べ大幅なガソリン削減と、二酸化炭素排出低減が見込まれます。
義務教育での環境学習が行き届き、燃費の悪いスポーツカーよりプリウスの人気が高いといった、テレビの特集も組まれる程の注目車。企業としての環境配慮だけでなく、教習生にもエコを伝える教習を目指します。
社会貢献活動「第001号(平成21年11月1日発行)」
「ボランティア活動」
神吉備高原都市(岡山県吉備中央町)で10月11日開かれた、第22回「岡山吉備国際車いすふれあいロードレース」に、SDSグループの社員6名がボランティアとして参加しました。
この大会は、車いすのランナーと一般のランナーが、同じコースを同じ時間帯で競技するという、全国でも珍しい大会です。
競技種目も、3㌔、10㌔、ハーフマラソンとバラエティーに富み、健康やリハビリ目的のランナーと、パラリンピックに参加するレベルの選手が、一緒に参加できる大会です。
SDSグループは、一般ランナーのゴールサポートを担当。記録測定用のタグの回収やバスタオルの配布を行いました。
常日頃、練習を行ってきたランナーたちが、最大限力を発揮して次々とゴールするなか、社員が「おつかれさま!」と声をかけて出迎え、選手たちからも「ありがとう」と笑顔が返ってくるなど、暖かい交流が生まれました。
また、パラリンピックにも参加する選手たちの活躍に、応援に来ていた車いすの少年たちや選手も、大きな希望も抱いた大会でした。